東京大学眼科学教室医師活躍支援プロジェクト(眼科学教室 集合写真)

長くいきいきと働ける環境を。

東大眼科学教室が“医師の活躍”を推進サポートするため、東大眼科同窓会会員に眼科の生涯学習支援及び生活支援情報提供を行うサイトです。

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教授挨拶

相原一教授

東京大学医学部 眼科学教室

相原 一 教授

医師活躍支援プロジェクトは、竹林のように全医局員が、しなやかに・強く・より活躍できる環境づくりを目指し2018年に立ち上がったプロジェクトです。

出産や育児・介護・病気などの人生の節目は全医局員が迎えることです。その人生の節目を一緒に乗り越え、本人が望むのであれば長くいきいきと働き続けられるような環境を提供できる医局にすることが目標です。

竹林

竹は初めからまっすぐに強く成長するわけではなく、竹の子から少しずつその成長の過程に“節”を作って大きく伸びていきます。竹は節があることによって、一つ一つの節を成長の起点として、折れにくくしなやかに強く伸びるのです。

これは一人の医師が長年に渡って研鑽を積む過程においても同様です。

「医師として志高く気概と向上心を持ち、やりがいを持って患者から日々学ぶこと。」

「一人の人間として毎日を楽しみながら、家族や仲間と協力し様々なことに取り組み、大きな視野を持って、人間性を磨くこと。」

その経験一つ一つが人間として、そして医師としての成長の“節目”になります。

しかし人生の中に、一人の力では乗り越えられない大きな困難を伴う節目があります。その節目に直面した時、一人で抱えて諦めず、医局のサポートを得ながら乗り越えられれば、未来はきっと拓け、しなやかに強く伸び続ける可能性が広がります。

東京大学眼科学教室は現在、40以上の関連病院、180名以上の医局員が所属する国内の眼科では最大規模の医局です。大学と関連病院が連携し、医局だからこそできる長期的な医師の育成、働きやすい職場環境の提供、全医局員が輝く人生を送るサポートをこのプロジェクトで実現して参ります。

2019年11月 相原 一

プロジェクト概要と目的

東惠子助教

東京大学医学部 眼科学教室

東 惠子 助教

 この度、相原一教授のご意向で当科における男女共同参画への取り組みの一環として、“東大眼科医師活躍支援プロジェクト”を立ち上げることとなりました。

 現在、本邦における眼科専門医の数は約10000人であり、そのうち4割が女性医師となっております。当科でも過去10年の女性医師の入局者割合は47.6%にのぼり、入局者における女性医師の割合が高いことがわかります。しかし、女性医師には出産や育児など様々な理由から仕事が継続できなくなる場合が多々あります。また、これらの理由でやむなく現場を離れる際にも医局として当面の人員補充をすべきなのですが、当科でも他大学と同様に慢性的な人不足があり、これを十分に補うことは難しい状況にあります。この現状は結局、他の医師で業務負担を余儀なくされ、休職する本人達が引け目を感じてしまうことも懸念されます。このような悪循環を断ち切るためにも医局の大先輩であり、医師の大先輩である先生方にご協力お願いできないだろうかという考えに至りました。

 そこで、相原教授は仕事を離れてしまった女性医師が再び仕事を始められるように本プロジェクトの立ち上げを指示されました。

 本プロジェクトは、「本格的に仕事を始めたい、でも・・・。」、あるいは、「フルタイムは無理だけど、時短勤務やアルバイトなら・・・。」と考えている先生方に少しでもお役に立てられるようなプロジェクトになることを目指し活動を開始しました。まず、職場を離れてしまった女性医師の皆様方に、お考えやご要望をお伺いするためにアンケートを送らせていただき、そのアンケートを元にアルバイトや時短勤務枠利用等、解決策を考え取り組んでおります。理想としては、女性医師の皆様が仕事と家庭の両立を長く続けられるように支援していきたい、更には自分の趣味の時間も入れ込んで楽しみながら休まず仕事を持続することができるような医局になればいいなあと思っています。

 この目標を永続的なものにしていくために、この度、東大眼科のホームページから東大眼科医師支援のためのホームページにアクセスできるようにいたしました。まずは一方的に情報配信していきますが、いずれは内容を皆さまのためになるような情報共有の場としてご利用いただければと思っております。

 まだまだ出来立てホヤホヤなので今後皆さまのご意見でどんどん充実したものにしていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

プロジェクト役員紹介

役員及び世話人

  • 会長・代表

    相原 一

    (東京大学医学部 眼科学教室 教授)

  • 監事

    東 惠子

    (東京大学医学部 眼科学教室 助教)

  • 事務局長

    坪田 裕喜子

    (JCHO東京新宿メディカルセンター 医員)

  • 世話人

    中島 富美子

    (河北総合病院 眼科部長)

  • 世話人

    間山 千尋

    (JCHO東京新宿メディカルセンター 眼科主任部長)

  • 世話人

    高橋 秀徳

    (自治医科大学 眼科学講座 准教授)

  • 世話人

    吉田 絢子

    (東京大学医学部 眼科学教室 助教)

  • 事務局

    中村 菜都子

    (東京大学医学部 眼科学教室)

役員挨拶

  • 河北総合病院 眼科部長

    中島 富美子

    仕事上の責任と家族に対する責任の板挟みになって、あるいは自身の病気などの事情で、仕事の継続に不安をかかえている全ての医局員の皆様にとって、このプロジェクトが「もう仕事は続けられない。」から「やっていけるかもしれない。」に切り替わるきっかけになる、そして更に「もっと前へ進みたい。」という気持ちを支える力になることを目指します。

  • JCHO東京新宿メディカルセンター 眼科主任部長

    間山 千尋

    我々眼科医が臨床や研究を通じてさまざまな形で社会に貢献するために、大学医局と関連病院には果たすべき役割とそのための機能があるはずだと思っています。このプロジェクトがその一つの形となるよう期待します。

  • 自治医科大学 眼科学講座 准教授

    高橋 秀徳

    産業革命以降生産性が飛躍的に向上し、衣食足りて人類が礼節を知り、様々な差別が差別と認識され撤廃されていく大きな時代の流れの中、東大眼科が進歩の先を見据えて行動を始めているのはとてもわくわくします。

  • 東京大学 眼科学講座 助教

    吉田 絢子

    仕事に対するモチベーション、働き方の希望は様々です。ひとりの人生の中でも、速度感の変化が必要な時もあります。十人十色、それぞれが違う中で、お互いを尊重し、時に助けが必要な人は遠慮なく助けてもらえるような、そして持続可能な、環境作りの一助になれたら幸いです。

  • JCHO東京新宿メディカルセンター 医員

    坪田 裕喜子(web担当)

    医師が介護や病気、育児など様々なライフイベントを乗り越えながら、日々の仕事に邁進し、長く楽しく勉強を継続できる環境が整えば、日本医療のさらなる飛躍につながると思いこのプロジェクトに参画しました。
    私は今、多くの先生方に支えられ仕事と育児の両立に奮闘中です。
    まさに現場からこのサイトを通して情報を発信して参ります!

入局希望の先生へ

こちらのHPを見て東大眼科にご興味を持っていただいた方、入局ご希望の方は下記の東京大学眼科学教室公式HPより詳細をご覧ください。

先輩インタビュー

東大眼科同窓会の先生方の仕事や時間の使い方、ピンチ脱出法などを深堀します! “職場では意外に聞けない、でも先輩はどうしている?”という視点からお届けします。 毎月27日の更新予定です。インタビューを受けて下さる先生を募集しています。

先輩
インタビュー

vol.1

女性も男性も、みんなが輝ける
職場づくりをしたい

Y.S.(2012年入局)

人生には良い時も悪い時も必ずある。
自分が良い時は、人を支え
自分が悪い時は、周囲に感謝しながら嵐が過ぎることを待てる。
そんな人になれるように人生を歩んでいきたいです。

Y.S.

1985年福岡生まれ。2010年順天堂大学卒業後、2012年東京大学眼科学講座入局。2013年より関連病院に配属。2016年眼科専門医取得。2児の母。自身の医師と育児の両立をすることに心が折れそうになった経験から、眼科医としての研鑽に加え、今後の医療界のために仕事と家庭の両立が出来る仕組みづくりに寄与することが目標。

東大眼科入局のきっかけは?

救命よりも人のQOLをあげる医療に関心があって、眼科医を目指しました。東大を選んだ理由は、多様な分野を学ぶことが出来る医局だからです。

どのように働いているのですか?

朝4:30に起床して、最低1日1時間の勉強時間の確保することに尽力しています。朝が難しい時は、昼休みや帰宅前に空き時間を確保したいですが、なかなか出来ないです。(詳細は、1日のスケジュール)1週間のスケジュールとしては、全ての土曜日に子供を保育園に預けて仕事の時間を捻出しています。以前は、子供を土曜日に預けることに後ろめたさがあったのですが、保育園にいる時間、子供は不幸ではないということを知りました。また「仕事をしたい」という気持ちをもって子供に接する方が子供に対して失礼だと感じました。そのために、土曜日は仕事に全力を注ぎ、日曜日は子供に全力を注ぐようにしました。

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