学会報告 2026年
2026.7.16 掲載
ARVO 2026
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江本桜生 先生2025年入局
このたび、米国で開催されたARVO 2026(Association for Research in Vision and Ophthalmology)に参加し、ポスター発表を行いました。
今回の発表では、網膜色素上皮(RPE)裂孔症例を対象に、偏光感受性OCT(PS-OCT)を用いた3年間の経過観察について報告しました。PS-OCTによって得られる偏光情報を活用し、RPE裂孔周囲の組織変化を経時的に評価した内容を紹介しました。
発表当日は、多くの海外研究者や臨床医の先生方にポスターをご覧いただき、研究手法や結果の解釈、今後の展望について活発な意見交換を行うことができました。異なる視点からの質問や助言をいただいたことで、自身では気付かなかった課題や新たな研究の方向性についても考える貴重な機会となりました。
また、学会期間中は眼科領域の最先端の研究発表や最新機器の展示に触れ、画像診断や治療技術の進歩を直接学ぶことができました。世界各国から集まった研究者との交流を通して、研究を国際的に発信する意義を改めて実感するとともに、大きな刺激を受けました。
今回の学会で得られた経験や知見を今後の研究活動や日常診療に生かし、より良い医療の提供につなげられるよう努めてまいります。
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津須ちひろ 先生2025年入局
この度、2026年5月3日~7日までコロラド州デンバーにて開催された、ARVO2026に参加させていただきました。私は黄斑外来の先生方のご指導で、PS-OCTで評価したReticular Pseudodrusenについてのケースレポートをポスター発表させていただきました。私はまだ研究・発表内容を自分で考えて発表できる能力はありませんが、アブストラクト、ポスター作成を通して英語で要旨をまとめる経験をさせていただき、それだけでも大変貴重な機会だったと感じています。ポスター掲示当日は学会初日だったため、見に来てくださる方は比較的少なめでしたが、それでも立ち止まって声をかけてくださる方が複数おり、オーディエンスがどんな内容を疑問に持つのか、どういったことは必ず答えられるようにしておいた方が良いのかを学ぶことができました。特に、英語でのディスカッションができたことは、非常にモチベーションが上がる経験でした。会期中は自身も興味のある分野の他の発表者のポスターを見に行って質問をしたり、レクチャーを聴講したりして有意義な時間を過ごすことができたと思います。このような貴重な機会を与えて下さった医局の先生方に改めて感謝申し上げます。
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難波繁広 先生2025年入局
初めまして。令和7年(2025年)度入局の難波繁広と申します。
この度は、海外学会報告記を書くご機会を頂き大変光栄に思っております。
自分は黄斑外来に出席しており、Type2の脈絡膜新生血管を生じた症例に、黄斑部の渦静脈を合併した症例を拝見し、青木修一郎先生よりご提案いただき、それらの合併に関しましてまとめて発表を行いました。
調べているときはワクワクしておりましたので、先生方のご協力のもとポスターに仕上がり、更にアメリカの国際学会ARVO2026で提示でき、非常に嬉しかったです。
広大な会場にのまれそうでしたが、海外の若手(に見える)の先生の他の発表に質問を投げかけると、ゆっくり丁寧にお話してくれたのが印象的で、発表を伝えたい思いに感銘を受けました。
最終日には、黄斑外来の寺尾亮先生と自分の同期5人の皆でデンバーのディナーを頂きました。皆様とお会いできほっとしましたし、貴重なお時間を過ごすことができ大変幸甚に思います。
復路の航空機が大幅に遅延し帰国が危ぶまれましたが、航空会社の方が次の便の乗場まで直行するリムジンバスに乗せてくれたのは今となってはいい思い出です。
最後になりますが、青木先生をはじめとした黄斑外来の先生方のご協力のもとで、このような大変貴重なご機会を頂くことができました。引続き真摯に患者さんと向き合いクリニカルクエスチョンを抱くことを心がけてゆきたいです。ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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益子のぞみ 先生2025年入局
2026年5月に米国デンバーで開催されたARVO2026に参加いたしました。「Photoreceptor Dysfunction Associated with Pimitespib Documented by Multimodal Retinal Imaging and Full-Field ERG」という演題で、消化管間質腫瘍に対する新規薬剤のPimitespibによる薬剤性網膜症の症例報告をいたしました。国際学会への参加は初めてで、現地に行くまで不安も多かったですが、その分発表準備期間で知識を深めることができ、また会場での質疑応答から学ぶことも多くありました。
今回の学会で印象的だったのは、ポスター発表のブースでは特に、世界中の先生方が活発にディスカッションを繰り広げていたことで、その探究心や知識量に大変刺激を受けました。自分では気付かなかった視点から質問や意見をいただくこともあり、発表内容をより多角的に捉える重要性を実感しました。また、英語でのコミュニケーションに苦労する場面もありましたが、今後の課題として英語力の向上にも努めてまいります。この貴重な経験を今後の診療や研究に生かし、日々の臨床で得られた疑問を大切にしながら、積極的に研究・学会発表に取り組んでいきたいと思います。
また、滞在中に同期とともに過ごした時間も、今回の国際学会参加の貴重な思い出の一つとなりました。このような貴重な経験をさせていただけたこと、そして発表から論文作成までご指導いただきました東先生、寺尾先生、北本先生、青木先生、ならびに現地でお世話になった先生方に心より感謝申し上げます。
APAO 2026
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竹中美帆 先生2023年入局
このたび、2026年2月に香港で開催されたAPAO(Asia-Pacific Academy of Ophthalmology)に参加し、初めての海外学会として、退行性眼瞼内反症に関するポスター発表を行いました。
会場に足を踏み入れると、アジア太平洋地域を中心に世界各国から多くの参加者が集まっており、その熱気に圧倒されました。最新の知見や手技について活発に議論が交わされ、終始刺激的な雰囲気に包まれていました。
私にとってこれが初めての眼瞼疾患領域での発表であり、ポスターセッションでは発表内容に関心を持ってくださった先生方から多くのご質問をいただき、ディスカッションを行うことができました。英語での質疑応答に苦戦する場面も多くありましたが、自身の発表に直接ご質問やご意見をいただけたことは大きな励みとなり、英語で議論することの重要性を改めて実感しました。
発表以外の時間には幅広い分野の演題やポスターを見て回り、自身の関心のある眼形成分野はもちろん、他領域の研究にも触れることで、今後の臨床や研究を見据えるうえで非常に有意義な時間となりました。海外の先生方と直接意見交換を行い、研究背景や考え方の違いを知ることができたことも、良い刺激となりました。
今回の発表にあたり、日頃より丁寧にご指導くださる先生方、ならびに海外学会参加をご快諾いただいた先生方に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。今回得られた知見や人的ネットワークを、今後の診療に活かしてまいりたいと思います。
