当プロジェクトは医師の活躍を推進サポートするための講演会を開催しています。 医師の “キャリア” “働き方改革” など多岐に渡るテーマを取り扱う予定です。
2020年12月16日
Tokyo Ophthalmology Club(TOC)共催
「医療を未来に繋ぐために 今、働き方改革を!
-No Change, No Future-」
講演者 安里 賀奈子 先生
厚生労働省医政局医事課医師・看護師等働き方改革推進官
労働基準局労働条件政策課医療労働企画官
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/ryouritsu/voices_01.html
-
講演概要
・勤務医は労働者
・労働時間の定義
・医師の働き方改革の背景
・医師の働き方改革の概要
講演会の詳細
2020年12月16日、東京大学眼科学教室では、TOCと医師活躍支援プロジェクトの共催で「医療を未来に繋ぐために 今、働き方改革を!-No Change, No Future-」と題した講演会をWebにて開催しました。
講演会では、厚生労働省医政局医事課医師・看護師等働き方改革推進官、労働基準局労働条件政策課医療労働企画官の安里賀奈子先生を講師に迎え、医師の働き方改革を今行う必要性、医師の働き方改革の概要などについてご講演頂きました。
講師からは
- 今後労働人口が減少する中で働き手の獲得競争が厳しい社会となるため、医療を未来に繋ぐために、医師の働き方改革が今必要である。
- 医師の働き方改革の時間外労働の上限規制は、休日労働時間含め、月100時間未満、年960時間以下等とし、この上限規制(罰則付き)を2024年4月から導入する。
- 地域医療確保暫定特例水準、集中的技能向上水準の適用は医療機関を特定して行われる。
などを詳細にご説明いただきました。
東京大学眼科学教室では、医師が働きやすく、かつ未来に繋がる組織づくりを目指して、今後も継続した取組を行っていく予定です。
2020年2月14日
東京都眼科医会女性医師懇談会
「男女ともに育児・介護と仕事を両立できる環境とは」
-
講演概要
・ワークライフバランスとはリスクマネジメント
・男性の家事、育児参画
・育児、介護のダブルケア
・2回の育休取得から10年を経て
懇談会の詳細
東京都眼科医会が男女共同参画事業のひとつとして毎年開催している東京都眼科医会女性医師懇談会(東京都眼科医会主催、日本医師会女性医師支援センター共催)が2020年2月14日に行われました。
2020年はオーガナイザーの当番校が慶應義塾大学と東京大学で、東大は医師活躍支援プロジェクトメンバーの東、坪田が務めました。会の詳細は式次第をご参照ください。
渥美由喜氏にはワークライフバランス、ダイバーシティなどをご研究され、イクメンの名付け親でもある内閣府地域働き方改革支援チーム委員(兼務 東レ経営研究所)の渥美由喜氏を講師に迎え、ワークライフバランスや男性育児休暇、介護、また女性の愛情曲線などについてご講演頂きました。「1. ワークライフバランスは“幸せ”への道しるべ、2. 働き方改革は経営戦略として不可欠、3. 日本企業・職場はいま大きな分岐点にたっている」とのコメントを戴きました。
懇談会の終盤では各大学、各病院の現状報告をしました。盛会のうちに終了しました。
東京大学眼科学教室では、男性も女性も働きやすい職場環境の提供、全医局員が輝く人生を送れる取組を今後も行っていく予定です。
もっと女性が活躍できる組織になるために
講演者 清水 レナ 氏
株式会社CHANCE for ONE 代表取締役社長、女性活躍推進コンサルタント
株式会社CHANCE for ONE Webサイト・・・ https://www.chanceforone.jp/
-
講演概要
・女性活躍推進が必要な理由
・女性活躍の現状
・なぜ、日本の組織では女性が活躍できないのか?
・組織で取組むときのポイント
講演会の詳細
2019年1月23日水曜日、東京大学眼科学教室では、医師、看護師、学生を対象にした講演会、女性活躍推進セミナー「もっと女性が活躍できる組織になるために」と題した講演会を東京大学病院会議室にて開催しました。
開会に先立ち、東京大学大学院医学系研究科の相原一教授より挨拶を頂き、医局における女性活躍の現状や課題についてお話し頂きました。
講演会では、企業や組織における女性活躍推進のコンサルタントとして活躍中の株式会社CHANCE for ONE代表取締役社長 清水レナ氏を講師に迎え、女性活躍推進の取組が必要とされる背景や、女性活躍推進の現状について、また、女性の管理職が低い原因や、女性の登用を進めるための具体的な取組手法についての紹介についてご講演頂きました。
講師からは「組織での女性活躍推進の実現には、1女性に活躍の機会を与える側の意識を変えること、2女性がライフイベントと両立できる制度を整えること、3女性自身の職業意識を醸成すること、の3つの領域をもれなく整える必要がある。各大学で行われている取組の印象は、2の制度支援については少しずつ改善傾向にあり、3については女性で医師という職業を選択している時点で一般の方々よりも職業意識は高いように感じている。一方で、1の女性に活躍の機会を与える側の意識醸成に向けた取組も必要なのでは。」とのコメントを頂きました。
講演会の終盤では質疑応答の時間を設け、看護学生をはじめとする参加者からの熱心な質問を頂きました。
東京大学眼科学教室では、女性医師がもっと活躍できるようになる組織づくりを目指して、今後も継続した取組を行っていく予定です。